留学したい!と気持ちが高ぶってきたら、次のステップを!!
ドイツの音楽業界では、大学名よりも師事した先生の名前が重要視されます。
なので、大学名が有名だからという理由だけで選ぶのではなく、どんな先生がいるのか、という点に注目して調べてみてください。
先生の見つけ方について、以下の方法を参考にしてみてください。
・今現在師事している先生に相談してみる
留学しよう、と考えているのであれば、今師事している先生に相談することはとても大事です。特に留学経験がおありの先生なら、どのような大学があるか、また、先生を紹介してくださったりもしますので、まず一度相談されると良いと思います。
・周りの友人、先輩に聞いてみる
もし今近しい人で留学されている先輩や友人がいたら、相談してみてください。日本にいるよりも留学先の方が、沢山情報が入る環境にいるので、どんな先生がいて、生徒はどのような人が多いのか、等お話ししてくださいます。
・日本で開催される、プライベートレッスン等に申し込む
私が受験生の時はAndvisionという会社で、レッスンを申し込んでいました。通訳もつけてくださるので、落ち着いてレッスンに臨めるかと思います。
・講習会にいく
有名な講習会では各地から現役の先生が沢山いらっしゃるので、受講者とならずとも聴講券を買って聴きに行くだけでも勉強になります。
・大学のホームページから、講師紹介のところにとび、くまなく名前を元にYoutube等で調べ、演奏を聞いてみる。
これは、ものすごく時間がかかってしまうのが難点です。ただ、今のドイツの音楽業界の様子も見えてくるので、やって損はないです。
ー好きな音楽家のプロフィールをみて、その方が師事されていた先生のお名前を見てみる。
チラシやプログラムにその音楽家のプロフィールが書いてあるので、その師事した先生の欄を参考にしてみてください。そのピアニストとその先生の演奏スタイルが全く一緒ではないのですが、どのような人がいるのか知るきっかけになるかと思います。
先生のレッスンを受ける段階で、語学はコミュニケーションを取れる最低レベルは欲しいです。
そして第一印象となるので、自分が得意とする曲を1曲はレパートリーに入れておいてください。それプラスで、その先生に是非ならってみたい曲を持っていき、色んな質問をしてみてください。先生の得意レパートリーなら特に熱を持って教えてくださるかと思います。
つきたい先生が決まって、連絡も取れたら受験準備です。
入試の申し込み用紙記入、振り込み、課題曲の確認、あとは進むのみ!です。
Bachelor、Master、Meisterklasse、Konzertexamen、、、等いくつか選択肢があるのですが、、
大学卒業されてから渡欧される場合 Master (修士課程) を選ばれる方が多いかと思います。
Master の良さは、
・音楽理論などのテストがいらないところ
・ドイツ語のレベルがB1ーB2でいけるところです。
ただ、席のもらいやすさはBachelor の方が高いです。
Masterは学校全体の数も規制される分、どれだけ優秀だったとしても、他の楽器との数のバランスを取られれば、見送られる可能性があります。
Meisterklasse や Konzertexamen に関しては、もっと狭き門となります。
実技の試験以外にも
・ドイツ語の試験
・卒業証書などの翻訳
・滞在先の準備
・航空券の手配
、、、本当にやることはたくさんありますが、、、
諦めなければ、なんとかなります!!
一つずつやっていけば大丈夫!!
という思いで、前向きに頑張ってください。
ちなみに、私の最初の受験の時は、今ほどあまり情報もなく大変だったのですが、、、
その話はまた違う機会に記したいと思います。
私は留学に9年間行きましたが、そこで学んだこと、知り合えた人、全ての経験が人生の宝になる最高の時間でした。
今このような世界情勢で、留学をする、と考えづらい方もいらっしゃるかと思います。
とにかく一刻も早く、平和が訪れるようになることを心より祈っております。
また、日本にいても海外の先生のレッスンをオンラインで受けられたり、動画もたくさんあるので学びやすい状況です。ただ、その土地に行って住んで、その文化人々に触れ合うことでわかること、経験できることは本当にたくさんあります。どうか留学することを諦めずにいて欲しいなと思います。
もしドイツに受験に行くのに、「この演奏で大丈夫かな」、とか「受験するのに準備ができていない気がする」、などご不安な方は、お問い合わせフォームからご相談いただければ、受験対策レッスンできます。それだけでなくオンラインでご相談だけのることもできますのでおっしゃってください。
ピアノ以外の楽器の方もご相談いただければ、留学経験豊富な講師の方をご紹介できるかもしれませんので、是非一度お問い合わせ下さい。
音楽留学したい人に向けた、
ドイツ語の楽語紹介を Instagram でしています!どれも必須なドイツ語になるので、是非みてみてください。
よかったらフォローお願いします。
よかったらフォローお願いします!