この記事では、ドイツ音楽留学に向けた受験対策、受験前にできることとは何か、ということについて、書いていきます。
一つ前の記事も合わせてお読みください。
受験前が何故大切なのかは前の記事で説明しましたので、
ではどんな方法で教授と知り合うか、という点について、書き記したいと思います。
・Vorspiel (事前に教授のところに行って挨拶もかねて、演奏する)
・個人レッスン
・講習会
この中でも特に講習会 を受けに行く、これがおすすめです!
短期間で自分の成長を見せられる、というメリット以外にも、
他の生徒が先生のレッスンを聴講できるという、大特典があります。
自分がレッスンを受けているときは、緊張していたり慌ててしまって、先生の言ったことが(言葉的にも真意的にも)わからない、という状況が多々あるのですが、不思議と他人が受けている時は、先生の言ってることがすごくクリアにわかっちゃうんです。
自分の意見とも比較もできるので是非やってみてください。
そしてマスタークラスやレッスンでこの先生いいな、と思ったら
Platz(席)があるか、きいてください!
講習会や、レッスンが終わって
先生、凄く褒めてくれた!気に入ってもらえたと思う!きっとそんな風に聞かなくても、受験大丈夫だと思う!
このような話をたまに聞くのですが、
これ、Platz(席)があるかどうか聞けていないと、どれだけ先生のレッスンでの反応などがよくても、いざ受験に向かったら席をもらえなかった、ということが多々あります。
これは先生側は、決して思わせぶりな態度をしているのではなく、
・その学生が自分のところに受験したいのか、
・それとも他の先生のところに通っていて、こちらにはプライベートレッスンでくるのか
・そもそも留学を考えているのか
がわからないからです。
そういったこともはっきりさせる為に、先生の元で、今年の受験では先生の元にいくつ席があるか、を聞くのはとても大事になってきます!
先生たちは、「今年は2席あるよ」とか「来年だったら大丈夫だよ!」などと言ってくださると思います。
そうしたら、受験までできるだけ定期的に先生の元に通ってください。
より深く知り合うことで、先生としても生徒への信頼感が増します。
実力のある先生ほど、生徒の成長を喜びます。上手な生徒が2年間自分のところにいて、何も変わらなかった、、、というより、伸び代のある生徒が、自分のところで、想像できないくらいの成長を遂げた!の方が先生にとってやりがいになるので、その頑張り、成長を見せられるようアプローチしてみてください。
もし上記の方法がうまくいかない場合、次の対策がおすすめです。
・メールでビデオを送ってみる。
・先生の録音、ビデオから勉強。
・その先生の門下生に聞いてみる。
・今までは、面と向かってではないと嫌がる先生も多かったのですが、最近ではオンラインレッスンをされる方が増え、デジタルの音声に先生方も慣れてきています。なので、メールでビデオを送って、Vorspiel代わりにみてくださる方は多いです。先生のメールアドレスは大抵の場合、その先生のホームページか、学校のホームページ等に載っているので、確認してみてください。また、これもまた結構大事なのですが、メールの返信がないからといって、落ち込まないでください。お忙しい先生方、いつもメールボックスを入念にみているわけではありません、わざとメールを返さなかった、というよりは、返す時間がなかった、という先生の方が多くいらっしゃるので、あまり気にせずにいることが大事です。
・先生の演奏スタイル、傾向、たくさん見て、勉強してください。
その先生が何を大切にして音楽されているのか、どういった作曲家のレパートリーが得意なのか、そして自分が何故その先生につきたいのかをはっきりとさせることにも繋がります。
・周りの友達、先輩、近くの先生などを通して、つきたい先生の門下生と繋がってください。門下に入ると、たくさんの情報が手に入ります。自分の代わりに、教授に聞きたいことをたくさん聞いてくれたりします。
えーっ、知らない人にメッセージするの、、、?
とご不安に思われるかもしれませんが、先輩たちも、留学準備の苦しい経験を味わっています。自分で力になれるのであれば助けたい、という方は多いです。
勿論人それぞれその時のキャパシティがありますし、皆さんお忙しいので、こちらも仮に返信が来なくても、落ち込む必要は全くありません。
当たり前に色々と教えてもらおう!として取り組むと、先輩方も困ってしまわれるので、メッセージをされるときは、謙虚さと誠実さが見える文章になるように工夫されるといいかと思います。
次の記事では、留学したい!と思ったら、行動あるのみ!のステップを書いていきます。
もしドイツに受験に行くのに、この演奏で大丈夫かな、とか受験するのに準備ができていないきがする、などご不安な方は、お問い合わせフォームからご相談いただければ、受験対策レッスンできます。それだけでなくLINE電話等でご相談だけのることもできますのでおっしゃってください。
ピアノ以外の楽器の方もご相談いただければ、留学経験豊富な講師の方をご紹介できるかもしれません。是非一度お問い合わせ下さい。
音楽留学したい人に向けた、
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